ポルトフィーノの昼下がり。港に停泊するヨットのマストが、ゆっくりと揺れている。
石畳に反射する太陽は強く、日陰のカフェが恋しくなる時間。
こんな日に素肌が求めるのは、気取ったシャツではない。
上質なタオルに包まれるような、あの心地よさだ。
テリークロス。いわゆるタオル地。
その柔らかな質感は、夏の開放的な気分とよく似合う。
海上がりの肌にも、街の喧騒から逃れたい午後にも。
リラックス感と品の良さを両立する、大人のためのリゾートウェアを紹介する。

ジェームズ・ボンドも愛したリゾートの上品さ

Orlebar Brown Jarrett Terry Towelling Polo Shirt
映画『007』でジェームズ・ボンドが着用したスイムショーツ。
そのブランドとして名を馳せたのが、ロンドン発のオールバー・ブラウンだ。
彼らが作るテリークロスのポロシャツは、まさに「泳げるショートパンツ」の相棒。
リゾートを知り尽くしたブランドならではの、洗練された空気が漂う。
オープンカラーの襟元が、首筋にリラックスした表情を与える。
着丈はやや短く、すっきりとしたシルエット。
だらしなく見えないのは、計算されたパターンと上質な素材感のおかげだ。
イタリアの老舗が作る、究極の肌触り

Fedeli Terry Cloth Crew Neck T-Shirt
1934年、イタリアで創業したニットウェアブランド、フェデーリ。
そのコレクションの中でも、夏の定番として愛され続けるのがこの一枚だ。
手に取った瞬間にわかる、驚くほどの柔らかさと軽やかさ。
最高級のエジプト綿を使ったパイル地は、まるで雲を纏うかのよう。
Tシャツという最もシンプルなアイテムだからこそ、素材の差は歴然と現れる。
一枚で着ても、ジャケットのインナーに合わせても品格を失わない。
鮮やかなカラーパレットは、地中海の景色からインスピレーションを得ている。
LAの空気感を纏う、ミニマルな一枚

James Perse Terry Cloth Polo
カリフォルニアのミニマリズムを体現する、ジェームス・パース。
彼の作る服には、LAの乾いた空気とリラックスしたムードが宿っている。
このテリークロスポロも例外ではない。
少しゆとりのあるフィット感と、洗いざらしのような風合いが特徴だ。
派手さはない。しかし、着る人の個性を静かに引き立てる力がある。
週末のブランチから、海上がりのリラックス感を街でも楽しむスタイルまで。
日常のあらゆるシーンに、さりげなく寄り添ってくれる。

VALEGIAの視点
テリークロスを纏うことは、夏の特権だ。
それは単に快適な服を選ぶ、という行為ではない。
時間の流れを少しだけ緩やかにする、自分自身への小さなギフト。
今年の夏は、そんな一枚をワードローブに加えてみてはどうだろう。
この記事はアフィリエイトリンクを含みます。
